施術後の冷却について、前回の続きです(切開法メイン)

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前回は
埋没法手術後の冷やし方について記しました。
触って何か変なことが起きてしまうくらいなら
わざわざ冷やさなくてもいい


冷やすならずらす
傷の部分ではなく、こめかみやほほですね。

もしくは滅菌されたものを挟んで(例、貼る眼帯)
直接触らないように冷やす

いずれにせよ、適切にできないなら
埋没法の場合は無理に冷やさなくても、というとことですが
今回は切開法の場合です。
僕の考えの結論
”切開法は絶対冷やした方がいい”です。
切開法はダメージの多い手術だからです。
(埋没法は損傷される組織はかなり少ないので小ダメージの手術です)


特に切開法術後超初期はとにかく冷やす方がいいかなと。
なので、当院で切開法を受けた場合には
滅菌済みのガーゼというものをお渡ししています。
それを目の上に置き
直接触れないようにして冷やすものをあてる、と。


先日 知人が切当院で開した際
手術後にこういったものを使った、ということで教えてくれたので
さっそく僕も購入してみました。
ice.png


熱が出たとき頭に巻くタイプのアイスノンです。
冷やしに使うものはなんでもよいのですが
これはマジックテープで巻いて固定できるし
冷やしても完全には硬くならないのでフィットさせやすい。
ある程度の個数用意しておき
ぬるくなったら替える、というように対応していくとやりやすいかな。

冷える個体部分は3ブロックに分かれているので
滅菌されたガーゼをまず目に当て
アイスノン2ブロックぶんをガーゼの上から左右の目に当てます。
残る1個はずれたところにあたっちゃうことになるのですが
こめかみあたりになるので悪くはないかなと。(前回記したようにこめかみが冷えるのも良いからです)
ぬるくなって次に替えるときには
反対のこめかみにあたるようにする方が有利かな、と思います。

交換することも考えると
3~4個あってもよいかな。
(でもその後の使い道が少ないかも、という弱点はありますが・・)

切開の場合、最初の4~5日くらいはけっこう冷やしていた方がいいかな、と。
特に、といえば当日、次の日。
当日はやや圧迫気味にしていた方がいいので
うまく上記のアイスノンを強めにまいてもいいし
その上からさらにちょっと圧迫していてもいいかなと思います。
初日はある程度圧迫めのほうが内出血が少なくなります。
内出血が多く出るとそれはそれで腫れに影響が出る可能性が高いので
出ないに越したことはない。
ある程度の内出血は仕方ないにせよ、うまく減らした方がいいかなと。
この巻くタイプのアイスノンだと就寝時にも冷やせるし、圧迫気味にもできるし
その点が非常に便利だし、有利だと考えます!!

実際知人は初期経過がめちゃくちゃ速かったです。
個人差はある、と言うにせようまく使用したことが良かったのは間違いないです。
手術翌日は圧迫はもういいかなと思いますが
冷やしている時間をなるべく多くとることができるほうがよいです。


日を追うごとにだんだん飽きてくるので(冷やしてばかりでは退屈になってくるので)
だんだんと冷やしの時間は短くなっていく、という風になっていくのではないかなと思います。
それで徐々にフェイドアウトしていく、と。
長くとも2週弱くらいまででしょうか。
そのあとはある程度日にちが経ってからは
温めた方が循環・血行がよくなり改善しやすくなります。
冷やすとかえって回復が遅くなりうるのです!(血行がわるくなるため)
どのくらいの時期からか、というのはいろいろ意見分かれますが
術後3週目くらいからがよいと僕は考えます。
経過のいい人だと2週目くらいで温め始めてもよいかなと思うので、状況次第かなと。
(超初期は温めると内出血が増えたり、腫れが強くなったりろくな事がないので要注意!!)


切開法の冷却についてはこんな風に考えています。
滅菌のガーゼがない人は
これもまた貼る眼帯でもいけます。
ちょっと面倒ではありますが。
貼る眼帯を使えば、埋没法の人でも
このタイプのアイスノンはあり、ですね。
でもやっぱり適切に扱えずに、かえって変に患部に触れてしまうおそれもあるので
埋没法の場合は無理に冷やさなくてもいいですよ、と
基本的には言い続ける、というのが僕の方針ですね。
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松井彰一郎

Author:松井彰一郎
ドクター松井クリニック院長の松井です。

これまで長くの間、さまざまな患者様の目を手術してきました。

二重まぶたの手術について
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「どうしたら腫れの少ない二重手術が可能なのか?」
それがメインテーマです。
(文は長いですがお許しを!)


「腫れない二重まぶた手術」を目指して。





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