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幸せとは。

初めての方はこちらを読んでみて下さい




自分には手術を行っていく資格はあるのか?


これについてはいつも悩みます。
当然 国家資格、という点では資格あり、です。医師免許があるので。


自分には他人の幸せを生み出していくことが本当にできるのだろうかどうか?


という意味合いといえるかなと思います。




いろいろな人の「思い」というものに押しつぶされそうになることは多々あります。
到底応えられるのは無理ではないか、というほどの「思い」
異常なまでの期待、というものもあります。


本当に難しい。




割り切って適当にいなして、というのが下手、というのもあるのでしょう。
口がうまいだけで、手術はそうとう微妙な結果でも乗り切っている、という奥義をみせつけてくれる医師もいることでしょう。
そういった点では
商業的な美容外科医師、という観点でいくと、僕はスキルが低い、ということになってしまうかもしれません。




でも
それに対しての僕の回答は
出来る限りの技術をもってして
通常考えられる範囲での最良の手術結果を出すこと



それでどうしても納得してもらえないのであれば
もはや仕方がないのではないかな、と考えられる、そこまで達したい。

現時点でもかなりの腫れの少なさおよび自然さを生み出す技術に関しては
あきらかに相当の水準まで達している、という自負、自信はあります。
でも更に。

ハードルを低く設定した場合には
いくらでもこんなことはおきてしまうでしょう。
どこまでも限りない、果てはないけれども
高いレベルで勝負して、の話です。
自信満々に低レベルの手術を提示している方々とは次元を違えて考えてもらう必要があります。
以前にも書いたような、「口だけ番長」のような世界には住みたくないのです。
(低レベルで気にならない医師は、ある意味苦痛がないので幸せでうらやましいですけどね。)




純粋に公正な目で見たとしても腫れがあきらかに少ない手術結果でも
ためいきのような失望まじりの感想しか帰ってこないこともあるし
どうしても広いライン希望の施術で多少はれぼったく見えたとても
ものすごく喜んでくれることもある。


お互いに喜び合えるのが当然いちばんの目標なんだけれども......


人間の気持ちの中までは入り込めない。
だから、高レベルの施術を提示し続け、
さらに、さらに進んでいくしかないです。
「腫れない二重まぶた手術」を目指して。




患者さんのよろこびのため
そして自分自身のよろこびのため
そして適当なやつらの撲滅のため



迷いつつも進んでいきます。













たるみのある患者様の例

初めての方はこちらを読んでみて下さい


昨日は書いていた記事が途中で消えてしまった...ので休載


改めて今日書こうかと思ったけど
今回は今日受けた患者様のお話をちょっと書きます。



上まぶたの皮膚にたるみがある患者様。

アイプチによる皮膚ののび、くらいだったら大丈夫だけれど
加齢によるたるみはなかなか大変。
けっこうな量になることがあります。


本来であれば、まぶたの上をある程度広く切開して、たるみを取り除くことが必要になります。
たるみがあると、糸では効果が読めない。
通用しないわけではないのですが、ラインが出なかったり、元に戻る確率が高かったり、と不利な点が多いのです。


今回は、いろいろと話し合って
不利点、利点etc....
トライしてみよう、ということで
お互い合意で手術を決めました。

かなり話し合って
チャレンジな要素が強いこともご理解していただき施術。



結果としては
完全ではないけれど、少しすっきりした感じは出せました。
少々凝った糸のつけ方を、挙筋部分、瞼板の上端部分こまかく工夫して行ってみました。
割と筋肉に負担がかかりやすい方法ではあるのですが(一時的ですが)
筋肉が強い(=目の開きが非常に良い)方だったので、やや無理もきく感じで、目立つような腫れはなく終わりました。



正直目標まではラインを広げられなかったのですが(やや及ばなかった)すこしたるみが持ち上がりすっきりした印象を生み出せたのでよかったのではないかな、と思います。




きちんとした話合いを行うことが出来れば
このように、やや不利な手術でもトライすることは可能と考えます。


ただ、絶対無理な場合や変化がほとんどで無そうな場合はお断りする場合もあります。
すべてはカウンセリング時の話し合い、ですね。
患者さんの一方的な欲求ではなく、出来ること出来ないことをきちんと医師側が把握、説明して
共に考えていくこと
それしか道はないです。













切開か埋没か

初めての方はこちらを読んでみて下さい


メスで皮膚や筋肉を切ることにより二重を作るのが切開法です。


埋没法の場合はまぶたをひらくときに動く場所(瞼板や挙筋ですね)に糸をつけてあり、うごきによって皮膚側が引っ張られて 二重になるわけですが
切開法の場合は、糸のかわりに傷がくっつく力を利用しているのです。


ちょっとの切り傷はすぐくっついてふさがっちゃいます。

少し長めの傷の場合は、縫い合わせておけば、縫い合わせたようにくっつきます。


この傷の治癒力を利用しているわけです。


まぶたを開くときに動く部分に対して、うまく引っ張られるかたちにくっついて治るように中身を工夫して切ったり縫ったりしているのが切開法。


いちどくっついたところはくっつきっぱなし。

だから基本的に元に戻らないのです。


糸の場合は、糸自体に無理な力がかかると戻ってしまうわけですが、切開の場合はこの傷がくっつく治癒によるものなので大丈夫なわけです。


ただ、逆に言えば戻せない。(怪我したあと傷が残ったりしてしまうのと同じ原理です。)
だからむやみに広いラインにするのも危険です。
よく考えなきゃいけないところです。


あとはやはり皆が想像する通り、ダウンタイムは長い。
最低でも二、三週間はみておかなくては、というところ。


十日目ぐらいだと「この手術、絶対失敗!」と思い込んでしまう人も結構多いくらい腫れててラインが異常な感じに見えちゃう、といったくらいは覚悟してなきゃいけない。


だから、最初は埋没で、という人が圧倒的に多いのが現実です。


きちんとした計画を持って最初から切開する方もいらっしゃいます。


切開か埋没か。


しっかりカウンセリングで話し合って共に考えて決めるのが良いでしょう。
プロフィール

松井彰一郎

Author:松井彰一郎
松井です。

これまで長くの間、さまざまな患者様の目を手術してきました。

二重まぶたの手術について
こだわりを中心によもやま話を書いていきます。


「どうしたら腫れの少ない二重手術が可能なのか?」
それがメインテーマです。
(文は長いですがお許しを!)








質問がある方はお気軽にメッセージをください。



質問は
drmatsui@hotmail.co.jp
までどうぞ。


プライベートブログもあります。
松井ブログこちらから
こっちは普段の雑談オンリーです。



よろしくおねがいします。

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