FC2ブログ

糸を取って狭める場合

急に何通も目頭切開の質問メールがあったので
目頭切開、蒙古ヒダ話が続きました。


今日は方向を変えて...
拍手コメントのほうに質問が来たのでそちらに答えるような形で書きます。



糸を取って幅を狭めるときの話です。



糸取りをしてその日に狭い幅でラインを付け直すことは基本的に可能です。


ただ、ここで問題があります。
事前のシミュレートです。


シミュレートができるケースとできないケースに分かれるのです。



ブジーという棒でまぶたを押してラインをじっさいの目で確かめるのがシミュレートなのですが
上のラインが出てしまって、どんなラインになるのかが確かめられない場合があるのです。
基本的には二重まぶたは上の力優先、上のライン優先で出てくるので、こういったケースがありえる。


シミュレートで問題なくできる場合も多いので
そのときは通常通り行います。



ではシミュレートがまるっきり不可能だった場合には?



一つには推測でライン決めをして行うパターン。
あくまで推測なので、ちょっと不確実さは残ってしまう。
(ただ、ほとんどのケースでこのやり方で問題なしですが)



あとは糸取りを先に行うパターン。
糸取りをしてしまえば、シミュレートは当然可能です。


糸取りをした直後しばらくは、糸をとってもそのラインは出ることが多いです。(徐々に消えてしまいますが)
でもその状態でシミュレートで下のラインを出そうとすれば、糸が存在していた時と違って、ラインが出るのです。



ただし、ここで一つ弱点があります。
糸を取ってすぐにシミュレートしようとしても
糸取りのさいに腫れを伴ってしまう場合があるからです。



腫れがごく少ない場合は、糸をとってすぐにシミュレートを行い、その上で狭いラインの付け直しを行うの
は問題ないでしょう。


腫れがある程度出た場合は...?
そのまますぐにシミュレートを行い、ラインを決めて狭める手術をしても
落ち着いた際にラインが微妙に違ってしまうことがあるわけです。




最初にシミュレートできなかったケースでは
上記のようにちょっと不確実さが伴ってきてしまうのです。




ベストは糸取りをして
2週間~ くらいの時間をあけてから
再度狭める手術をおこなうことです。


たしかにこれは万全な方法でしょう。



でもどうしても同日に行いたい場合は???




こういったいろいろな場面が考えられるので
やはりカウンセリングできちんと話し合って、どんな進め方をしていくのか
戦略をともに考えていくことが必要でしょう。





ちょっと話がこまごまとしてわかりづらくなってしまったかもしれません。
申し訳ないです。

maさん
こういった形が答えとなります。
参考にして考えてみてください。





今日の抜糸

初めての方はこちらを読んでみて下さい

今日は糸取りを行いました。
狭くしたい、という目的だったので、糸取りは必須になってきます。


もしも広くしたい場合は、状況しだい。
糸を取らないこともあります。



今日の方は2年前に僕が手術した方の抜糸だったのですが
手術用のライトで強く照らし、まずは場所の確認をし、マーキングします。
この方の場合、結構わかりにくい...
目を閉じて、手術をしたことがばれることはありえない、という感じです。
自分自身が行っているので、おおよその位置がわかることと、細かい観察をプラスしてなんとかマーキング。

少しだけその部分に切り込みをいれ、さきのすごく細いピンセットのような器具で中を探ってとりだすのです。
きちんと埋没されており、なかなか出てこない...!!


ちょっと苦戦しましたが4本の糸を両まぶたから取り出して終了。
極端な腫れは出ないことがほとんど。
この方も腫れはあまり無い。



ただ
糸が浅くういてしまっている場合は楽なのですが
奥まで探らなくてはいけないと、内出血のおそれが増えます。
明日になると、やや内出血が広がっているかもしれません。



内出血が出てしまった場合は、化粧で積極的に隠していくのがいいでしょう。
コンシーラー等で結構隠せると思います。


糸を取り出しているので(糸を入れる場合と異なり)
化粧は一日待てば大丈夫と思います。
慎重になるなら、2日くらいあける、と言う感じでしょうか。



糸を取ってすぐはラインが残っています。
ただ、力を失ってだんだん消えていきます。



クセが残る場合もあるとは言いますが
広めのラインの場合にはまず無いといってよいでしょう。



広くしすぎた、もしくは狭いラインに好みが変わった、という場合はこういった施術もありでしょう。





糸取りのほかの記事こちらから
参考にしてみてくださいね。



糸取りの話 ~ 食い込みが強い!

今日は他院で埋没法を受けた患者様の糸取りを行いました。

くいこみが強いケースで
そういったときには結構糸がとりづらいのでなかなか苦労しました。


でも何とかコンプリート。
3ヶ所の糸を取り出し、無事終了しました。
ただ、内出血は出てくるかな...という印象。



しかしながら、腫れに関して言うと
グーッと食い込んで変に腫れている人の場合
糸取りをしてあげると劇的に変わります。

食い込みはなくなるし
筋肉にかかる負担は減るし、で
糸取りの分腫れることを加味しても、そうとう落ち着いた状態に近くなります。
そこから治るのは早い。



逆に糸がそのままだと、かなり落ち着くのが遅いです。


なので、あまりにも腫れが多くて気になる場合は
早めの抜糸もひとつの手なのです。
ガチャピン化したり
猪八戒化(ボンレスハム化)したりしている方には
有効な手段ですね。




「腫れる手術」からの脱出。
もう号泣しなくても良いんじゃないかな?
最終的に綺麗になるようにがんばっていきましょう!






プロフィール

松井彰一郎

Author:松井彰一郎
松井です。

これまで長くの間、さまざまな患者様の目を手術してきました。

二重まぶたの手術について
こだわりを中心によもやま話を書いていきます。


「どうしたら腫れの少ない二重手術が可能なのか?」
それがメインテーマです。
(文は長いですがお許しを!)








質問がある方はお気軽にメッセージをください。



質問は
drmatsui@hotmail.co.jp
までどうぞ。


プライベートブログもあります。
松井ブログこちらから
こっちは普段の雑談オンリーです。



よろしくおねがいします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR